
開脚をできるようにすることのメリット・できないことのデメリット
こんにちは。エニタイムフィットネス向ヶ丘遊園登戸店のパーソナルトレーナーの根本大です。
先日エニタイムイットネス向ヶ丘遊園店にてストレッチのセミナーを行いました。
毎月エニタイムフィットネス向ヶ丘遊園店で、無料ストレッチセミナーを行っているわけですが、今回は開脚をテーマに実技指導も行いました。
さて前後開脚ができるとどんなメリットがあるのか?
セミナーでお話ししたようにまず腰痛が軽減する可能性が高いです。
今回のセミナーでも7人の参加セミナーを2回行ったわけですが.セミナー参加者の約半数が腰痛が見られました。
つまり7人中3人が腰痛持ちで特に反ったときの痛みが45分セミナーの終了後には消失していました。
それだけ再現性が高いノウハウだったと思います。
開脚ができるようになった先には、デメリットというか?リスクもあります。
これは参加者の方がよくわかったと思いますが開脚ができないことで腰がかばってしまい腰痛になる。
逆を言うと開脚がしっかりできるようになると腰が安定してくるのでぎっくり腰や慢性腰痛が良くなる可能性が高いです。
しかし開脚ができるようになって先には開脚を私が画像のように開くと、、、
さらにその限界を超えた先には筋肉が断裂する可能性があるということです。
これはあまりやれていないリアルな話ですが、ヨガ教室などでも腿裏の肉離れで起こってる方は、結構多いと聞きます。
ただしこれは自分の力加減でいくらでも注意し予防できます。硬い方はまず開脚が少しずつできるようにしていくことが腰痛や膝痛の根本的な改善につながります
開脚をしたから開脚ができるようになるわけではない理由
「開脚できるようにするには開脚ストレッチすればいいんでしょう。」
多くの方がそのように考えてしまうと思います。
残念ながらカラダが硬い方々はいきなり開脚してもあまり変わらないと思います。
単にゆっくり伸ばす静的ななストレッチ。
これだけでは腱や関節に対しての問題解決にはほとんどなりません。
このノウハウはセミナー参加者には、被験者にご協力いただきながら、通常のストレッチと私が考える3段階に筋肉を収縮しながらのストレッチの違いを、デモストレーションしました。
このような方法はまだまだ知られていないので皆さん驚かれていました。
硬い方は、何度も話してるように通常のストレッチはあまり効果がないので、ぜひ最新のやり方を次の機会に学んでいただければと思います。
もちろん学ぶだけでは効果がないので正しいやり方を学び、毎日実践する。
この繰り返しが3ヶ月後大きな差になるのが間違いありません。
画像のように前足の屈曲をよ〜く行い、前足の伸ばすストレッチを行う。後ろ足の伸ばすストレッチを行う
最後に開脚という順番です。
開脚の際に肉離れのリスクを考える
筋肉が伸ばされて伸ばされて、限界までいくと、、
部分断裂を生じることがあります。「肉離れ」になると言うことです。
伸びないから断裂しないというのも前述したようにありますが、ストレッチをして足が開くようになるとついついさらに柔軟になりたいと考える方が多いと思います。
実はこのタイミングで結構危ないです。
転ばぬ先の杖と言いますが既に何万人も見てきた私がどのようなパターンで肉離れしていくか?リアルなお話をセミナーではしてきました。
全く可動域の限界の手前で筋肉が伸びてない状態だと効果もないですし、逆に限界以上に伸ばそうとすると肉離れが起きると言うことです。
根本のパーソナルトレーニングを受けていただいている多くの方が自己流でやってしまうと痛めてしまうのではないか?と言う時から実はセッションを受けられています。
おっしゃるとおりで、私は今まで運動指導で気づいた多くのことをパーソナルトレーニング、グループセッション、そしてブログやYouTubeなどの情報配信でお伝えしています。
セミナーにご参加できなかった方も下記の動画をご覧いただけると微力ながら参考になると思います。
体の機能を向上させると言う事は、普段行っていない刺激を常に与えなければいけません。
今回はたった4つのストレッチパターンを理論から紹介していきました。
重要なのはただ形を知るだけではなく、体の生理学までに基づいた理にかなったエクササイズを行うか?
これができるかであなたの体が進化していくか?退化していくかの大きな分岐点になると思います。
YouTubeの動画でも、気づきがあれば幸いです。